【Netflix/映画】ドラゴンタトゥーの女(2011年公開)
【ドラゴンタトゥーの女】
ジャンル
映画/サスペンス/スリリング
こんな人にオススメ!
- 強い女性が好き!
- ミレニアムシリーズが好き!
- 長編サスペンスが好き!
- リアルすぎる表現が好き!
評価
★★★★★★☆
ミレニアムシリーズの第1段!そして、マーラ版リスベットが見られる唯一の作品!
クレア版リスベット(蜘蛛の巣を払う女)がカッコいい女性なら、マーラ版リスベットは芯の強い女性!
作品自体も毛色が違い、冒頭のシーンからサスペンス色が強いです。
アクションは少なめ!
ドロッとした生々しい雰囲気・表現が特徴なので、「蜘蛛の巣を払う女」とは違った魅力があります!
見所は、リスベットの「クレイジーさ」。
なんだろう、いい意味でブッ飛んでるというか、絶妙に壊れているというか、とてもいいキャラです!
個人的にはこちらの雰囲気が好みなのでこの評価!
あらすじ
ミレニアム誌の社員であるミカエル・ブルムクヴィストはハンス・エリック・ヴェンネルストレムから名誉毀損で訴えられていた。
ヴェンネルストレムを「クロアチアの右翼組織との武器密売」で告発したからだ。
賠償金で全財産を失った彼に、ある日弁護士のディルク・フルーデから電話が。
ディルクの顧客であるヘンリック・ヴァンデルの自宅に招かれると、ヴァンデルは自分の一族を調査し、40年前に失踪した孫娘のハリエットを調べてほしいとミカエルに依頼を持ちかける。報酬はハンス・エリック・ヴェンネルストレムが不正をした証拠だという。
ミカエルはリスベット・サランデルを助手に、ハリエットを調べ始める。。。
感想と評価(ネタバレ含みます)
「蜘蛛の巣を払う女」
・主演:クレア・フォイ
・監督:フェデ・アルバレス(ドント・ブリーズ)
「ドラゴンタトゥーの女」
・主演:ルーニー・マーラ
・監督:デヴィッド・フィンチャー(ゴーン・ガール/2014年公開)
「ドラゴンタトゥーの女」は「蜘蛛の巣を払う女」と監督もキャストも違います!
display-8k.hatenablog.com
「ゴーン・ガール」は人気サスペンス大作ですが、「ドラゴンタトゥーの女」も序盤からサスペンス色全開でストーリーが進んで行きます。
※ちなみに、ゴーン・ガールの方が公開は後です。
またこの2作共、血液や暴力の表現がリアル!
「ドラゴンタトゥーの女」ではレイプされるシーンにしっかり枠が取られているのですが、見ていて目を逸らしたくなります。。。
「ゴーン・ガール」でも似たようなシーンがあったような。
でもそこに拘るからこそ、独特のゾッとする雰囲気が出るのでしょう!
ストーリーも面白いですが、それ以上に面白いのがキャラクター達!
リスベットは勿論の事、ダニエル・クエイグ演じるミカエルは「上司と浮気して離婚」、リスベットをレイプする男(終始変態)、など「濃い」キャラクターが多いです。彼らを観察するのも、この映画の楽しみ方の一つですね!
個人的には、最後リスベットがプレゼントを投げ捨てミカエルと逆の方向に去るシーンが印象的でした。
「友達(ミカエルの事)」になったという安心感、達成感を感じていたはずなのに、「友達」が好きな人と歩く所を見てなぜか逃げ出したくなって我に返る。自分と「友達」は住む世界が違うことを理解してしまう。。。
セリフはないのですが、リスベットのそんな心境がひしひしと伝わってきて、切なくなりました。
そんな「ドラゴンタトゥーの女」、ぜひ見てください!
※ちなみに、「ゴーン・ガール」もNetflixで見ることができます!
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