【Netflix/アニメ】憂国のモリアーティ❷「緋色の瞳（前篇）」（2020公開）

【憂国のモリアーティ❷】

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【憂国のモリアーティ❷】
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ジャンル

アニメ/サスペンス/ミステリー

こんな人にオススメ！

シャーロックホームズが好き！
イケメンショタが好き！
復讐劇が好き！
「新世界の神」になりたい人必見！

評価

★★★★☆☆☆
ウィリアム達がいかにしてモリアーティ家の一員になったかが描かれる。
ウィリアムの「コンサルタント」としての素質と心の闇が垣間見えるが、まだチュートリアル感があるかなぁ。

ただ特権階級や貧富の差がよくわかるストーリーだったので星4！
当時って本当にえげつなかったんだね。。。
自分の環境に改めて感謝。

あらすじ

【憂国】・・・国の現状や将来について心を痛めること
コナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」で、ホームズの最大のライバルとして登場する「犯罪卿」モリアーティ教授。
彼の視点から見たイギリスと、彼を取り巻く人たちの物語。

3人が兄弟になる話（前篇）。
話は3人が出会う前に遡る。
卓越した頭脳と豊富な知識で街の人々を助け、慕われるウィリアム（CV:斉藤壮馬）。
一方モリアーティ家の長男・アルバートは、階級制度にあぐらをかき街の人々を「ドブネズミ」と見下す家族や国に嫌悪感を募らせていた。

ある日父から「（見栄のために）慈善活動の一貫で引き取る孤児を見繕っておけ」と命ぜられたアルバートは普段から通っている孤児院を尋ねる。
そこで見たのは「正しい世界へと到る、悪の道」を孤児たちに教えるウィリアムと彼を信奉する孤児たちだった。。。

感想と考察（ネタバレ含みます）

2話/3話で物語の導入は終わるかな。
4話からやっと本編に入ると予想。
当時の特権階級者の振る舞いや、格差社会が描かれている。

当時のモリアーティ家の環境で「社会的弱者」に優しく育ったアルバートは奇跡だね。
でもモリアーティ家だけじゃなく、「弱者を見下す」考え方が当時の貴族の「常識的な」考え方だったんだろう。それともパーティに参加してた人たちだけがそういう考えなのかな？
パーティでモテモテだった女の人も慈善活動してるとはいえ、貧困問題を深くは考えてなさそうだったし。。。
わからないけど、どっちにしろそんな環境で育ったにしては、アルバートはかなり異端だなぁ。
良い悪いではなく異端、というより変わり者？
「社会的弱者」のために行動したいけど、どう行動すれば良いかわからないって感じ。
そう考えられてるだけでもすごいけど。。。

あんな家だと、彼の両親は本気で「社会的弱者」を救うような教育はしてないだろうし、だとしたらアルバートの考え方のルーツはなんなんだろう？学校？孤児院？

ウィリアムは登場した時点でかなり頭が良い。
今回見た感じだと、ウィリアムとルイスはあの孤児院では新顔っぽかったからそれまでの経緯が気になる。
口調も丁寧だし、もしかしたら元々貴族出身とか？
だとすると、彼の膨大な知識も頭の回転の速さも納得できるんだけど。。。
「悪を排除すれば幸せな世界になる」って考え方は「DAETH NOTE」の夜神ライトとそっくり。

ルイスは元々病弱だったんだね。
でも病気持ちであの年齢（見た感じ10〜13歳くらい？）まで生きてこられたってことは、元々はスラム出身ではないはず。
だとすると貴族とは言わないまでも、医者にかかれるくらい稼いでる家に生まれたってことだよね？
だったらなんで孤児になったんだろう？

その辺りの謎も含めて、これから面白くなりそうです！
次回は3人が兄弟になる話（後篇）です。