【Netflix/映画】【Nオリジナル】獣の棲む家(2020年公開)
【獣の棲む家】
ジャンル
映画/ホラー/サスペンス
こんな人にオススメ!
- ドキッとするホラーが好き!
- センシティブな話が好き!
- B級映画が好き!
評価
★★★☆☆☆☆
ホラーとしても、ミステリーとしても中途半端に感じた。
ホラーなのに怖くない。
ミステリーにしては矛盾がある。
B級映画として見るならそこそこいいと思う。
面白くなかったポイント
- 暗闇から驚かしてくるだけのホラー
- 魔術師と関わっていないのに、なぜか魔術師に呪われる
- 悪霊を物理的に殺せる(笑えるポイントw)
- 現実と幻覚の境目が無くなってくる→ストーリーがわかりづらくなってくる
あらすじ
戦火の南スーダンを離れ、イギリスへ亡命申請をした若い黒人夫婦。
突然条件付きで収容所を出られることになり、2人は喜ぶ。
条件の一つは、「与えられた家に住み、どこにも引っ越さない」という謎の制約があったが、2人は気にも留めなかった。
バンに乗せられ着いた家は電気は付くが廃墟同然。
しかし2人は新しい生活の一歩と捉え、前向きに生活を始める。
その夜から異変は始まった。
夫のボルは壁の中から聞こえる”声”と”幻覚”に悩まされ、妻のリアールも”声”を聞くようになる。リアールは魔術師アペスの声だというが、、、
夫は故郷から持ち込んだ物を全て燃やすが、状況は変わらない。
夫婦はだんだんと正気を失っていき。。。
感想と考察(ネタバレ含みます)
予告編が面白そうだったので見ましたが、期待外れでした。
ホラーとしてもサスペンスとしても中途半端。
そして納得いかない点が2点あります。
1点目
序盤で家を与えられるのですが、「この家以外どこにも引っ越さない事」という条件がつきます。だから、家そのものに悪霊が付いてるとか、曰く付き物件なのかと思ったらそうじゃない。
魔術師アペスの呪いのせいで、亡霊が夫婦に憑いているんです。
せっかく「この家以外どこにも引っ越さない事」というルールがあるのに、憑いているのが夫婦なら、このルールで縛る意味がない。
エクソシストを呼ぶとか、呪術師を呼ぶとか、色々対策が立てられるんです。
こういうルールって、「家自体に問題があるから引越したいけど引っ越せない」って状況を作るための物なのに、夫婦自体に憑いているなら引っ越そうが何しようが関係ないじゃん。つまりこのルールで縛る意味がないんですよね。
前振りがしっかり活かせてないというか、、、もったいないと感じました。
例えば「与えられた家が山奥にあって、救助が到着するのに5日かかる」ってルールなら「夫婦自体に救助がこない」という状況が作られるのでルールで縛る意味がある。
2点目
妻の話では、
「昔、魔術師アペスが住んでいた家を一人の男が襲い、アペスを殺してその家に住んだ。その男は立派な家を立て直したが、アペスの霊も住みついた。程なくしてアペスの唱えた呪文が壁から聞こえるようになる。やがて、家の隅に死者が集まるようになる。。。」と、あくまでも「アペスを殺して家を奪ったから呪われた」というストーリー。
今回の夫婦は「他人の子供を奪って死なせて」いるのでアペスは関わっていない。
なのに、アペスの呪いを受けているという矛盾。
それが最後まで納得できませんでした。
死なせた女の子がアペスなら、壁から聞こえてくる声は女性のはずだけど、呪文を唱える声は男性だったし。。。
この矛盾は最後まで気になってしまいました。
最終的には魔術師の霊?をナイフで刺殺して勝ちます。
まあ、もうここはどうでもいいです。
まあ全体として、幽霊自体が幻覚で夫が狂って来ているのか、それとも妻が異常なのか。
現実と幻覚の境目がジワジワわからなくなってくるストーリーは面白かったです。
ただ、現実と幻覚の境目がわからなくなってくるに連れて、ストーリーを追いかけ辛くなるけど。
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